高橋一生の鼻腔から上唇までシャトルラン
こんばんは社畜です(こん社)
先に言っておくと今回のブログと記事タイトルはほぼ無関係なので高橋一生女子は回れ右して火曜の夜10時に備えて風呂でも入って寝てくれ
この休日、一年に一度の結構重要な他部署のイベントの営業に参加していた社畜。
去年たまたまいい成績を残した社畜を他部署のお偉いさんが今年もご指名して下さった。
やれ!!!!!!取ってこい!!!!!かましたれ!!!!!!!
と、まるで長年の宿敵との対決を控えた弟子を送り出す師匠のように社畜にエールを送るマネージャー達。
社畜自身もぶちかましたるわ!!!と気合十分で当日を迎えたのだがプレッシャーにすこぶる弱い社畜、緊張で全てのトークが空回りし3日目の終盤に差し掛かる頃にはカリスマOLかと思うくらい見事なお茶出しを披露し気付くと会場には蛍の光が流れていた。
イベント終了後、片付けをしながら商談中に客に振るまったシャンパンを紙コップなみなみに注ぎ、これがお酒なのか検尿なのかわからなくなるまで飲んだらとても気分が良くなった。
よおしこのまま幸モスでも聴きながら富士の樹海へドライブだ。
諸々きつすぎて客と話しながら度々過呼吸になったしトイレで倒れそうになった
どの仕事もつらいだろうけどやっぱり営業ってしんどい。
「社畜ちゃんは営業が天職だよ」
ふと先輩の言葉を思い出した。
冗談じゃない。
これが天から与えられた職だというのなら、神様はとんだサディストだ
そもそも社畜は人とのコミュニケーション能力が圧倒的に低いのにどうして営業なんかに手を染めているんだ
精神的にくるし肉体的にもきつい。
社畜はビックになろうなんてこれっぽっちも思っちゃいない。
日本国民として健康で文化的な最低限度の生活を営みたいだけなんだ。
さっさと辞めて週4勤務のコンビニアルバイターになろう。
そんなことさえ思ってしまう。
そんな時上司に呼ばれた。
「◯◯さんに会いにきている人がいるよ。」
そこには1年前にこの場所で社畜と契約をした人がいた。
「今年もいるかなって思って。」
その人は一年前にたった一度だけ、30分程話した社畜の顔も名前も覚えていて、会いに来てくれた。
商品を使っていることや自身の仕事の事など、ひとしきり話した後その人は
「また一年後ね。」
とだけ言い残し去っていった
社畜は一年、頑張ろう。そう思った。
高橋一生の鼻腔から上唇まで続く美しい2本の直線を視る度シャトルランの音が脳裏をよぎる人と友達になりたい